新しい年を迎えて

 
━━━理事長 小野田 全宏

  • 師走を迎えた昨年12月8日の土曜日に、菊川市の「だれでも食堂」を訪ねさせていただいた。
  •  「だれでも食堂」は平成30年3月17日にスタート。代表を務める村松小鶴枝さんに「だれでも食堂」をスタートさせた思いと、ご苦労についてお聞きした。県内の子ども食堂のニュースを聞き、『おなかのすいた子供、大人、誰でも食べられる』食堂を、お寺を利用してやってみようとの思いから始めたとのこと。しかし、①そんな食堂を利用される方を知らない。②利用される対象者が分からない。③自治会や民生委員に相談しても分からない。等々分からないことばかりであったが、ボランティアを募ったところ、お寺を利用する関係者が協力を申し出てくれ、この「だれでも食堂」を始めることができた。「何時まで続けられるのか経済的に大変になってしまわないか?」などの迷いがあったが、お寺を利用された方々が快く協力を申し出て下さり、これまで順調に続けて来られているとのことだった。 
  •  12月8日、私は事前に何の連絡もしないまま「だれでも食堂」を訪ねてビックリした。100名程の方々が、美味しい精進カレーを食べていた。食べ終えた子どもたちの笑顔と弾んだ声は、何よりも暖かさを感じさせてくれるものであった。GNPが世界で3位と言われている日本。今、その日本で信じられないことが、私たちのすぐ身近で起きている。それに気づかないでいること程貧しいことはない。 
  •  新しい年を迎え、私は、「すぐ身近で起きていることにしっかり向き合っていく思いを大切にしていく」を、今年の目標としたい。
  •  本年もよろしくお願い致します。