5月4日(木)

ブルートレインのB寝台で初めて寝たんだけど、
なぁんか、ぐっすり眠れなかったみたいで、
朝6時頃、目があいては、また寝てみたり、その繰り返し。

7時頃、日本海側に抜けると、
昔、NHKの朝ドラでやっていた「ふたり○子」っていう、
将棋をテーマにしたのがあって、その舞台で数度出てきた、
香住(かすみ)地区を通過。
「香住」駅では、テレビで出てきた風景そのまま。
リアス式海岸特有の、両側は緑いっぱいの山、そこに湾があって、
ちょうどこの時期、鯉のぼりを地区全体に飾っていて、なかなか風情。
「鎧」駅は、下りと上りの両方のホームがあったため、
眺望が見られずちょっと残念。

11時ちょっと前に出雲到着。長かったねぇ(^^;。
出雲市駅は、でっかい木の柱が数本建ってて、「おぉ、出雲」ってな感じ。
大荷物を抱えて、とっとことっとこと市内散歩。
まずは、地図を買わないとなぁ、と思って、サティへ。
ここで、出雲市地図と、「まっぷる島根 松江・出雲」を購入。
じっくり地図を見て、やっと安心。
自分がどこにいるかわからないと、不安だからねぇ。

出雲の私鉄に乗って、出雲大社へ行こうと、
大荷物抱えて汗だくになりながら、駅まで歩いて行くと、
それはそれは、古ぼけた駅。
う〜ん、大丈夫かなぁ、ちゃんと電車走っているかなぁ、
と思って駅へ入り、時刻表を見ると、1時間に1本しか走っていない…。
しかも、出雲大社方面へ向かう電車は、出て行っちゃったばっか…。
やられたぁ…。
仕方がないので、もう一度出雲市駅へ戻ることに。
無人駅で待つことしばし、電車が到着。2両でワンマン形式。
のどかだねぇ。

駅に戻ると、これまた、出雲大社行きのバスが行っちゃったばっか…。
え〜、またかぃ。そ、そんな…。

やっとこさバスに乗って、いざ、出雲大社へ。
バス運賃が510円かかったのは、ちょっと意外だったが。
GWと重なって、かなりの人混み。

まっぷるで調査していた蕎麦屋「八雲」で昼食、と決めていたので、
早速向かうと、14時にもなるっていうのに、かなりの行列。
まぁ、急いでいるわけでもないので、行列に並んで、
メニューケースにあるメニューを眺める。

後ろに並んでいる高校生風の3人の男性グループが、
「俺、にしんそばにしようかなぁ〜」
うんうん、たしかに美味しそうだ。
「俺は、月見にしようかなぁ〜」
それも、シンプルでいいねぇ。
そのうち列が進むと、割子そば系が姿を現す。
そしたら、後ろから、
「おっ、割子そばかぁ、安くていいねぇ」
「俺は、3色割子にしようかなぁ」
「じゃ、俺は、5色にしよっと」
う〜ん、どれもいいねぇ。

で、自分は、一番シンプルな3段割子そばに。
小さなお椀が3段組になって、そばつゆと一緒に登場。
そばには、細ネギの薬味と紅葉おろしがちょこんと乗っている。
3色になると、玉子、揚げ玉、山芋がそれぞれの椀に入っているそうな。
そばつゆを、椀の中に注いで、1つ目賞味。
う〜ん、おいしい〜(^o^)。
ちょっとつゆを入れすぎたみたいで、最後は少し辛かったけど。
手打ちそばの、コシがあって、そばの風味が一杯で。
2つ目3つ目と、たてつづけに完食。おいしかったぁ〜。
こりゃ、行列できるわけだよ。3段割子そば、630円でした。
店を出るときには、15時近かったんだけど、行列はさらに増し、
店の評判(ガイドブックの威力だねぇ)は、お墨付きってとこでしょうかね。

出雲大社へ入って、まずはおみくじ。50円。
ここんのは、最初に出てくる総合評価みたいな、
「吉」とか「凶」とかはなく、それぞれの項目の評価が出てた。
ほぉ〜、こんなおみくじもあるんだねぇ。
その後、賽銭入れてお参り。
しめ縄に小銭が挟むといいことあるみたいで、みんな小銭を投げていたので
自分も参戦。これが、なかなか入らない。
う〜ん、こうなりゃ、ちょっと卑怯でも、と、
しめ縄の上の方めがけて投げ入れ、なんとか落ちてこなくなった。
やれやれ。
肩が痛くなっちゃったよ。

その後、護身用のお守り購入。700円。
しばらく歩くと、また別のお守り販売所(とは言わないか)。
出雲大社では、縁結びの神様で有名、とのことで、
そうか、縁結びのお守りも買っておこうかな、と思って受付の巫女さんに、
「縁結びのお守りで、赤いのが欲しいんですけど」
と言ってみたところ、
「色の指定は、できないことになっていますので」
と返答。
えっ?
ちょっと、どうしようかなぁ、と思ったが、混雑していたので、
戸惑いながらも「それじゃ、1つ」と言って購入。
しかし、その後、どうもひっかかる。
なんで色を選んじゃいけないのか。
800円もするのに。まぁ、値段の問題じゃないのは、わかってるんだけどね。
で、違う場所にいる、初老白髪の男性宮司に質問してみる。
「先程、赤色が欲しいと言ったところ、
 色が指定できないと言われたんですけど、何かあるんですか?」
「いえ、特にはないんですが、なにぶん混雑しているために、
 その様に申し上げたかもしれません。
 男性が青で女性が赤とか、そういうことはありません。
 ただ、色が違うと効果が違うということはありませんので、
 何卒ご理解していただきたいのですが。」
と手を合わせての返答。

効果が一緒ってのは、そりゃそうだろう。
問題は、個人の気持ちの問題でね。
少しでも、このお守りに対する、疑念、ひっかかりがあれば、
その分、効果が減ってくるだろう。
また、このお守りを見るたびに、その都度ひっかかりがでてくるなら、
持っていない方がまだいい。お守りに対しても失礼だろう。
こんな中途半端な気持ちで、静岡まで引きずっていきたくないんで、
納得できるまで考えよう、としばらく難しい顔をしてそこにいた。
さっき、話をした宮司は、こちらを見ている様子だったが、
こっちが知らん顔した。

しばらく考えた後、こうも考えた。
効果が同じだから色は違っても、という考えは非常に顧客を無視している。
自動車で考えてみると、営業の人が、
「この自動車は、みんな性能が同じですので、
 青色の車ではなく、黒色の車で勘弁してください」
と言っているのと同じ。
そうじゃ、ないでしょう。
性能は、もちろん製品購入の重要な要素だけど、
自分の好みの色、デザインだって、重要な要素でしょうよ。
たしかに、お守りだから、商品とは別物だけど、
一緒にすべき問題ではないんだろうけど、
でもね、神社側からみれば、お客さんでしょうよ。

そう考えてくると、このお守りは返そう、そう決意。
さっきの巫女さんのところへ行き、
「やっぱり、自分の中で納得できないので、このお守りをお返しします。」
「今日、お買いになられたものですか?」
「はい、ついさっき、あなたから買った物です」
「そうですか。失礼いたしました。では、どの色だったら…。」
「あ、いいです。結構です。返納させていただきます。
 無理を言って、申し訳ありません。」
「はい、わかりました。」
ちょっと、ひそひそ打合せ(というか、上司の女性に相談)した後、
800円を手渡してもらい、一件落着。やっとすっきりしたよ。
もどかしさが、ようやく取れたね。
ま、そんなこんなで、えんむすびのお守りは手にできなかったけど。

帰りのバスに乗り、途中のジャスコで、時間つぶし。
16時〜17時30分まで滞在。
書籍コーナーで、週刊漫画雑誌読破、その後、生鮮食品売場でジュース買って、
また書籍コーナーでインテリア雑誌流し読み。
さすがに歩きづくしで疲れたのか、眠くなってきて、
さっき買ったジュースで一杯やりながらベンチで一休み。
ちょっと回復したところで、紳士服売場、雑貨コーナー、
また書籍コーナーと店内徘徊。

ジャスコからJRの駅まで徒歩移動。
待合室で、今日の夕方のニュースを見ながら時間を潰し、
彼女からの連絡を待って、連れられて行きました。

約1か月半ぶりの再会。
2人して、以前おみやげとして送っていたみそ煮込みうどんを作ってもらって、
なかよく食べてました。

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