9月19日(日)

県立美術館見学。
いままで、さんざん、隣の大学へは、必死こいて自転車で通っていたが、
美術館へ入るのは、今回が初めて。
なんと不届きな県民だろう…。

企画展示は、「ラファエル・コラン」展。
1870年〜1910年頃に活躍した画家らしい。
すべて人物画だったかな?
その人物画が、写真みたいに綺麗でくっきり。
手足の指、灰色の目の瞳孔、口元なんか、ほんと写真。
レースの袖の上着とか、花柄模様のスカートの折り目とか、
写真で撮ったような絵ばかり。

女性の胸を描いた絵も多く、
樹木に寄りかかり、地面は草むら、
緑色のレースのような布を体に纏い、なんか神秘的。

遠くから見ると、人が浮き上がって見えました。おお。すごい。

その後、「ロダン館」へ。
「地獄の門」「考える人」「カレーの市民」など、
ロダン作品のブロンズ像がずらり。
携帯用案内を片手に持ちながら、一体一体の説明を聞くと、
ほぉ〜、と頷いてしまうものばかり。
なんしろ、教養がないもんで、歴史的背景が全くわからない。
説明を聞きながら、
このブロンズ像には、そういういわれがあったのかぁ…としみじみ思い、
もう一度、しげしげと見つめてしまうのでした。

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