9月17日(金)

News23で、「小さな恋のものがたり」というコーナーを、
母親と2人で見ていた。

最近の幼稚園児は、「○○くん、好きー」とか、
「△△ちゃん、好きー」とか言うそうな。
ふーん。

「小さい頃の記憶って、ほとんどないからなぁ」
と、つぶやくと、
「あぁ、そう?」と母親。
保育園とか、小学校の低学年とか、その頃の記憶は、ほとんどない。

「その頃、覚えていることは、そーだなぁ、
 入院したときに、ブロックでよく遊んだってことと、
 手術室に運ばれて、なんだか上にライトがいっぱいあるなぁ、って思って、
 そのうち、口にマスクをはめられて記憶がなくなった、ってことかなぁ」
手術室のライトの絵

この入院した病院ってのが、
この3月まで3年間事務職員として配属されていた病院。
何の因果か。ほんと、わからんもんだ。

「へぇ〜、そんなこと、覚えているんだぁ」と母。
「手術の前ねぇ、ずっと本読んでいたんだよ。
 で、看護婦さんが、『もうおしまいだよ』って、やめさせたんだよねぇ。
 安定剤とか打ってた後だったから」
「ふーん、本好きだったんだねぇ」
「そうみたかったねぇ」

なんでも、はしゃぎまわるガキではなく、
隅っこで一人何かをしているのが好きだった、
かなり暗い幼少時代だったようだ。
結構、今でも共通しているかなぁ。

三つ子の魂百までらしい。

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