8月14日(土)
呉服町夜店市でのエレクトーンコンサートに備えて、お昼寝。
最近、なんだか疲れているようで、目の下にはクマがくっきり。

もっと元気だったら、明日の甲子園も迷わず行ってたんだろうけど…。
朝から、ずっとぼーっとしていて、午前中ちょっと練習。また昼寝。
午後起きて、また30分ほど練習。
まあ、こんなもんだろ、とあきらめ、別の曲を練習。
新規の曲に手をつける。ディズニー2曲。
アラジンの「ジーニー(魔法使い)」が出てくるテーマ、「フレンド・ライク・ミー」と、
「ハイホー」。ハイホーは、白雪姫で出てくるそうな。へー。
新しい曲を始める時って、かなり疲れるんですよ。
全然弾けないんで、当たり前なんだけど、いらいらしてくるんですよ。
でも、まぁ、いらいらしてもしょうがないので、
テンポをゆっくりにして練習するわけなんだけど、
それでも、やっぱり30分くらいでイヤになっちゃって、また昼寝。
17時頃、再び、今日の演奏曲「ゲゲゲの鬼太郎」練習。
30分程度、室内なんだけれどもサンダルを履きながら練習。

普段は、裸足で練習するんだけど、
本番って、靴とか、今回はサンダルを履いたままで、ベースを踏むんですよ。
靴とかサンダルって、当然素足よりは横幅があるし、
底があるんで高さが変わってくるんですよ、微妙に。
だから、本番ちょっと前には、その履き物を履いて練習するわけなんす。
今回のサンダルは、横幅がかなりあるんで、ベース踏みにくいんだけど、
今更嘆いたってしょうがない。もっと幅の狭いサンダルを買ってこようかなぁ。
18時頃、テクテクと徒歩にて会場へ。
18〜20時の予定だったので、他の演奏者の曲も聴こうと思ってちょっと早めに到着。
到着して、受付を済ませたところ、トリとのこと。
「え〜、なんで〜。あんな曲なのにぃ。レベルもそんなに難しい曲ではないのにぃ。」
今回の参加者は、自分が通っている所以外の、市内のあちこちの教室から参加しているようで、
小学生、中学生、高校生と、伸び盛りで一番上手い人たちがたくさん出演。
みんな上手い。
ただ、周りの反応は、ちょっと面白い。
「さっきのウタダヒカルの、良かったよねぇ」
ふーん。ウタダヒカルの曲は、技術的にはそんなに難しくない。
それよりも、その後に弾いた曲の方が、難しい。にもかかわらず、だ。
やっぱり、なじみのある曲の方が、うけるんだよなぁ。
自分の出番が徐々に迫ってきた。
前に演奏した人は、全国大会で2位になった、その曲を弾いていた。
吹奏楽では有名な、和楽器などが使われている曲。さすがに上手いねぇ。
なんで、こんな人の後に弾くんだろ…。
ま、とりあえず気にしないようにしよう。
フロッピーのスタートボタンを押し、出だしのリズムを待つ。

左手から始まる出だし、まずまず。
弾きながら、緊張で、指先に力が入っていることがわかり、
イスの位置が、いつもよりも遠目になっていて弾きづらいことがわかるが、今更しょうがない。
とりあえず、始まってしまったからには、最後まで弾くしかない。
サンダルゆえの、ベース音踏み外しも数か所あったが、まぁ、こんなもんだろう。
2分5秒の演奏が終了。心地よい快感。もう前の人のことなど忘れていた。
演奏技術の未熟なことは、重々承知しているけれども、
誰もが知っているような曲を、弾いている自分も楽しめて、
聴いてくれている人たちが、一人でも楽しんでもらえたら、ホントに嬉しい。
自分が弾く価値もあるし、そう思ってくれる人がいるからこそ、これからも弾いていきたい。
こういう、路上とか、病院でとか、
そういった、エレクトーンとは普段あんまり関係ない人たちの前で弾くことのできる喜びは、
かなり大きなものだし、こういう機会は、ものすごく大事にしたい。
機会があれば、どんどん弾いていきたい。
ただ、残念ながら、あんまり外で弾く機会は、そうそうないんです。
だから、1回1回を、大切にしていこう、と毎回思っているわけなんです。
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