6月23日(水)
映画「メッセージ・イン・ア・ボトル」を見てきました。
瓶の中に入れられたメッセージが、映画の展開のキーになっていました。
個人的な感想だと、「菊次郎の夏」よりはいいと思います。
やっぱりこういう映画は、カップルで見た方がいいんでしょうね、きっと。
俺にゃぁ、いねぇからなぁ…。
映画を見て思ったこと…。
自分は、今まで恋愛に対して消極的だった。
積極的になれなかった。
そういう気分になれなかった。
自分の太った体型に託けていた。
肥満体型の自分に、恋愛などやってこないと思っていた。
自分の見た目を理由に、恋愛は無関係だと思っていた。
そう思うことで、自己満足を得ていた。
そう思うことで、疑似の精神安定を保っていた。
無意識のうちに恋愛を避けてきた。
いまはどうだろう。
肥満から標準の体型に変わり、見た目も変わった。
同時に、「太っているから」という理由を失った。
恋愛に対する消極的理由を失った。
肥満という逃げ場を失ったいま、
自分に恋愛ができるのだろうか、
自分にそういう相手が現れるのだろうか、
自分がそういう気持ちになれるのだろうか。
恋愛に対する麻薬に惹かれるとともに、
恋愛に対する恐怖に怯え、
非常に不安定な空間を彷徨っている。
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